PSYCHO-PASS VS 楪いのり -完全版- Forever the EGOIST
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コミックマーケットC97で頒布しましたA5/124ページ、PSYCHO-PASSとギルティクラウンのクロスオーバー小説です。 内容はギルティクラウンの楪いのりが、PSYCHO-PASSの世界に登場し、シビュラシステムを巻き込んだ事件を起こし、常守朱達刑事課一係がその捜査を行っていくというものです。PSYCHO-PASSの時代的には劇場版三部作Sinners of the Systemと同じ年、3期よりも前の物語です。したがってPSYCHO-PASSの登場キャラクターはSinners of the Systemに準じています。 是非ともクロスオーバー作品をお楽しみ頂ければと思います!
序盤のあらすじ
――西暦2117年、東京。厚生省公安局刑事課一係は、続発するサイコハザード事件に忙殺されていた。サイコハザードの原因は全く不明で手がかりがつかめず、刑事課は事件化することができていなかった。その時、刑事課局長である禾生壌宗から一係へ、シビュラの健全性を証明するように命令が下る。その命を受けて刑事課一係の常守朱は、分析官唐之杜志恩に事件の調査を依頼した。唐之杜の推理は、シビュラシステムを補佐するために増設された量子メモリーが、事件の原因ではないかというものであった。唐之杜の元、一係が事件についての捜査方針について話し合いが行われた。そのさなか、サイコハザード警報が発令され、刑事課一係に出動要請がかかる。現場へ急行した一係は、不可思議な現象に襲われる。聞いたこともない歌がどこからともなく流れ、集まっていた市民は異常な興奮につつまれていた。そこで常守達が目にしたのは、熱狂の中心部にいた一人の美しい少女であった。その少女を見た六合塚は、驚嘆の声を上げる。あの少女は、およそ80年前に存在した伝説的なロックバンドEGOISTのボーカル楪いのりだと。とうの昔に消え去ったはずの、楪いのりの登場によって連続サイコハザード事件は混迷を極めていった――